研修で庭園巡り(という名のお散歩?)をしてきたので、忘備録に。
一か月ほど前に行ったものなので、紅葉はまだまだです(;^_^
①渉成園
京都駅から徒歩10分くらい、東本願寺の別邸です。
かつては周囲をカラタチの生垣で囲まれていたため、枳殻邸と呼ばれることも。
17世紀中期に造られた池泉回遊式庭園です。
儒学的色合いの強い大名庭園の…ウンタラカンタラ(記憶力が底を尽きました)
入場は500円ですが、500円くらいしそうなカラーの冊子をもらえるので、
実質無料といったところでしょうか。かなりのクオリティです。
臨池亭
傍花閣
ちょっと個性的な建物で中国風ですね。
周りには桜がたくさん植えられています。
庭園とは関係ないですが、枯れ木の隙間から新たな木が生えてきているのが気になります。
橋は残念ながら工事中で緑のカバーがかけられています。
かなり風情ある空間だったことが伺えます…
今はどうしても後ろの建物が視界に入ってきますが(京都のど真ん中です!)、
昔は背景の東山の山並みを借景として楽しんでいたようです。
現代は京都タワーを借景として楽しむと良いでしょう笑。
手すりがミニマム!
片側だけに四ツ目垣を造った珍しいデザイン。
先生がやたらと絶賛されていた奥の縮遠亭。
園内でも小高いところに造られていて、東山の山景を縮図のごとく見晴らすことができる、プレミアムなお茶室なのです( *´艸`)!
今は樹木が繁茂しすぎて、見えなくなってしまっていますが。。
船を使って池経由で来ることもできる構造になっています。
THE、繁茂!!
向こう岸に藤棚。
建物の中から。
東山山景がちょこっと見えました。
ほんとにちょこっと。それよりもクレーンに目がいきますね笑。
先生は他に池の真ん中の島の造りにまとまりがないこと、
芝生地に杭を打って急に池がはじまっていることなどに
文句をつけておられましたが笑、
自分ならどういう感じで改修するだろう…と考えながら見ていくと
また全然違ってきますね。
時間がなくなってきたので
次回は続編で【東福寺本坊庭園】、またアップします。