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ペンギンの小さな庭

たいへん敷居の低いお庭情報ブログ。たまにイラスト、雑談、山陰、北海道。

まだ東京で消耗してるの?レビュー

本・映画

 

都会か田舎か?は不毛な論争

最近SNSなどでたびたび目にするようになった刺激的なタイトルの本書。

 

私は地方から関西の都市部に出てきています。

東京ほどではないけど、たしかに人が集中して住んでいると、

効率の悪いことがたくさんあります。

駐車場も家賃も高く、渋滞や満員電車で疲れる。

お魚が美味しくない、せまくるしい、行列が多い。

 

しかし都会でしかできないこともいっぱいあります。。(;'∀')

大企業で、1人ではできない大きなプロジェクトに

やりがいを感じている人も勿論いらっしゃるでしょう。

私のやっている都市緑化の仕事。

ライブにすぐ行ける。

友達に会いやすい。

私は修行のつもりで今の暮らしをしていますが、

著者も大学で学び、結婚し、といった人生の基礎は

東京で築いておられます…

 

とまぁ、どっちもどっちなので、自分がどちらに価値観を見出すかだと。

都会がいいか田舎がいいかなんて不毛な論争自体がそもそも消耗します。

 

都会は都会でも、「まだ大阪で消耗してるの?」というタイトルにすると

関西人から猛ブーイングがくることでしょうし…笑

決して万人向けの本ではありません。

 

ですが、東京で何も考えずに就職して、

仕事が嫌だ!社畜だ!と嘆いている人がおそらくあまりにも多い。

だからこんなに共感を得られているのではと思います。

 

起業を考えていない人には向いてない本

私は仕事は面白くないと絶対にやりたくなくて、

逆に面白い仕事ができるなら努力は惜しまないタイプなので、

嫌ならとっとと辞めてしまえ!という部分にはすごく共感します。

地方で起業するビジネスアイディアの数々にワクワクしました。

 

異議申し立てたいのは、

田舎の方が圧倒的に稼ぎやすい・田舎に移住したら収入が3倍になった、

という点です。

イケハヤさんのようにネットやブログで稼いでいたり

起業を考えているのならともかく、

大半の人は雇用されることから考えるのではないでしょうか。

この本を読んで、田舎に行けば稼げる!と安易に考えて

移住してしまったら大変です。。

雇用されている側では、結局田舎で稼ぐことはできません。

 

「起業をするなら田舎の方がオススメ」くらいのタイトルならまだしも…

大風呂敷を広げていた割に、「ダメなら東京に帰ればいいだけの話」と

アッサリ発言していたのはオイオイと思いましたが(^_^;)

勿論読者の失敗は関係ないことかもしれませんが、

本として不特定多数の人が見る以上、もう少し内容に責任を持って書いてほしい。

 

うーん、こんな上から目線な言い回しをされると萎えてしまいます(^_^;)

本書を読んで、(自分は起業しないけど)いろんな生き方があるんだ!と

希望を持つ人が増えたら、それだけで価値のあることなんでしょうか。

なんかそれだとただの自己満足本な気もするので。。

なんなら地方で起業するコツに特化してほしかった。(それだと売れないか…       

 

あとアマゾンのレビューで書いてる方もおられますが、車は必須です!!

「地方では車が必需品だという真っ赤なウソ」と本書では述べられていますが、

車がないと一日数本しかないバスや電車を待つことになり、

それこそ時間を無駄にしてしまいます。ご注意を!

(よく読むと「市内では」って書いてある∑('=';)セコイ!)

  

真のクリエイターに地方を盛り上げてほしい

全体的に、タイトルで「おっ!」と思わせて、

読んでみたら「なんだ…」といったものが多い印象。

値段の割に内容が薄っぺらいです。

 

最近のイケハヤさんはnoteに活動拠点を移しているようですが、

それについて気になるブログをいくつか発見しました。

penguin-diary.hatenablog.com

www.bloglifer.net 

・・・!

なんとなく感じていた不信感の理由がわかったような。。

イケハヤ=クリエイターという構図が浮かばない。

自分で何かを生み出しているわけではないから、

ネタが薄っぺらくなってしまうのは仕方ないことなのかも。

手間をかけて何かを生み出すより、大量のコンテンツを配信した方が

手っ取り早く稼げてしまいますからね。。

(›´ω`‹ )Oh・・・

 

自分で何かを生み出して、結果的にお金がついてくるっていうのが

理想ですけど。私の場合はお庭だったりイラストだったり。

周りの職人さんは都会でもみんな夢を持って、楽しく仕事されてますよ^^

稼ぎはそんなにないでしょうけど…。

 

だんだん本の感想とズレてきましたが(›´ω`‹ )

こうやって批判的な内容を長々と綴らせているのはイケハヤさんの実力ですw

あまりにも東京中心な世の中に嫌気がさしている地方出身者の一人として、

地方を盛り上げていきたいという一点は応援します。

でも、

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Amazon.co.jp: 鈴木雅之, 朝水彼方, 中崎英也, 有賀啓雄, カラオケ : 違う、そうじゃない - ミュージック

違う、そうじゃ、そうじゃない!

 

本書でも紹介されている上勝町の葉っぱビジネス創業者、

地方であえて開業する医療系ITベンチャー企業の社長、

地元LOVEやで大阪upのSHINGO☆西成さん。

 

そういった方々の話を私は聞きたい。

 

twitter.com

フォースが彼をこんなにも掻き立てているのでしょうか…。